開校40周年記念式典と第40回学習発表会が本日開催されました。
記念式典では、同窓生の方からメッセージをいただいたり、一緒に校歌を歌ったりしました。なかなか普段は40年もの歴史を感じることはありませんが、今日は昔の校舎を見たり、ムービーを見たりして今までバトンを繋がれてこの学校があることを強く感じることができました。
また、学習発表会では、各学年・学年部で練習してきた成果を発揮しました。
まずは、3・4年生「かさこじぞう!?」
夢でモアイやじぞうになってしまった子どもたちを個性豊かに演じ、役になりきって一生懸命演じて観客を笑顔にしました。
そして、入学して約半年の1年生!「おむすびころりん」
はやくちことばをみんなでリズミカルに言ったり、おむすびころりんのお話を演じたりしました。はじめての学習発表会、1年生らしく、とってもかわいい発表でした。
2年生の「スイミーと不思議な生き物たち」では、国語科で学習するスイミーのお話を音楽劇で表現しました。
息ぴったりの歌は、学年のチームワークが感じられました。時々、鍵盤ハーモニカやなわとびなど、できるようになったことを発表する場面では、さすが2年生!と成長が感じられました。
そして、一番のお兄さんお姉さんの小学部5・6・中の「Nueva historia de Taketori」では、竹取物語を楽しくアレンジして表現しました。みんながかぐや姫に結婚を求めますが、ギネス記録を更新したらね・・・と課題が出されます。難しい古典の物語を笑いに変えて演じてくれました。
どの学年・学年部もくふうがたくさんされていて、あっという間に時間が経ちました。
最後は、全校合唱で「いのちの歌」と「やさしさに包まれたなら」を歌いました。
いのちの歌の歌詞に、
“この星の片隅で めぐりあえた奇跡は どんな宝石よりも たいせつな宝物”
とあります。
40年の歴史あるサンチャゴ日本人学校で、出会ったみなさんのおかげで今年もまた学習発表会が開催されたことに感謝し、このバトンをこれからも引き継いでいきたいと思います。