入学案内 体験入学
サンチャゴ日本人学校 体験入学規定
サンチャゴ日本人学校(以下:本校)では、チリ国内で生活している児童生徒が一定期間、体験入学することができるコースをご用意しております。
「本校転入学検討コース」と「日本の学校生活体験コース(ウィンタースクールおよびサマースクール)」の2コースです。
体験入学のための特別な授業の用意はしておりません。あくまで、在校生のカリキュラムに沿って授業にご参加していただくかたちになります。
また、本校の学校運営上支障がある場合は、受け入れを許可できないことがありますのでご了承ください。
現在、本校では、安定した教師の確保が困難であるという理由を主に、補習校の開校はしておりません。
※補習校の講師は、日本の文科省から派遣された本校の教員が兼任することはできません。
しかし、日本の学校生活体験コースで用意しているウィンタースクール(最大4週間)、サマースクール(最大6週間)を受講すると年間合計10週間、授業時数にして300時間を超えます。
一般的な海外の補習校に週1回3時間通うと年間120時間、6時間だと240時間となり、かなりまとまった時間数となります。
そのため、一般的な海外の補習校の年間授業時間数を比較すると、本校の日本の学校生活体験コースは補習校と同様、もしくはそれ以上となります。
ぜひ多くの児童・生徒の皆さんにご活用していただきたいと考えています。
1.体験入学の対象者
チリ在住で、義務教育対象年齢者のうち、次の①または②に当てはまる児童・生徒
① 本校転入学検討コース
本校転入を検討している児童生徒に対して、学校の雰囲気や教育内容を体験していただくためのコースです。
既に他校へ入学を決めているにも関わらず、現地校やインター校への入学までのつなぎとしての体験入学のご利用はお控えください。
その場合、下記②のご利用もしくは本入学をお願い致します。
現地校やインター校に在籍している児童生徒でも、転校先の選択肢として本校を検討している場合はご利用可能です。
この場合、原則として 1 回限りとさせていただきます。
≪期間≫
・2週間または 4 週間
≪備考≫
・原則として、月曜日スタートになります。
・体験入学の時期は限定しておりませんが、面談時、学校行事やテストの日程等で期間をご相談させていただく可能性がございます。
・本校転入学検討コース用の特別な授業の用意はしておりません。
⠀ あくまで、在校生のカリキュラムに沿って授業にご参加していただくかたちになります。
・日単位や上記に記載以外の週単位でのお申し込み、延長はいたしかねます。
② 日本の学校生活体験コース
日本文化の普及や振興、日本の教育の提供を目的として、既に現地校やインター校に在籍の児童生徒や他校への入学が決定している児童生徒の方々にも、
本校の授業を体験していただくためのコース「ウィンタースクール」「サマースクール」を開設しております。
どちらか 1 回または両方でも参加可能です。
募集は各スクール開校の1カ月前を目途にHPやメーリングアドレス等を通じてご案内いたします。
≪期間≫
・「ウィンタースクール」 2週間または 4 週間
・「サマースクール」 2週間、4週間または6週間
≪備考≫
・ウィンタースクール、サマースクール用の特別な授業の用意はしておりません。
⠀ あくまで、在校生のカリキュラムに沿って授業にご参加していただくかたちになります。
・上記の期間のみの受付になります。延長はできません。
・上記日程は学校の都合によって変更になる場合がございます。その際、こちらのページや学校のブログにて事前にご案内させていただきます。
≪現在募集中のご案内≫ 締め切り:11月22日(金)
・令和6年度 サマースクール ご案内
≪参照:過去のご案内≫
・令和6年度 ウィンタースクール ご案内
2.定員
・限度は定めておりませんが、募集時の本校の各学年の児童生徒数、教室のキャパシティ、教員数、特別に支援が必要な児童生徒との兼ね合い等、学校の状況によって学校長が定員数を最終判断することにいたします。
具体的な募集人数は、各募集時期になりましたらお知らせいたします。
・希望者が定員を上回った場合は、本校転入学を検討している児童・生徒を優先とします。
⠀また、同条件の場合は、校長による判断・抽選とします。
3.費用(令和6年度)
・費用は必ず前払いとなります。金額は以下の通りです。
2 週間 12 UF
4 週間 24 UF
6 週間 36 UF
・UF(Unidad de Fomento)とは物価上昇率を考慮して、チリ中央銀行が相場を決める通貨です。
⠀ UF 換算レートは下記の通りです。
① 本校転入学を検討している児童・生徒の体験入学
体験入学の初日の UF を基に事務局が計算し、チリペソでのご請求のご案内を事前に送付いたします。
② ウィンタースクール、サマースクール参加の児童・生徒の体験入学
ウィンタースクール、サマースクールの開校初日の UF を基に事務局が計算し、HP にてチリペソでの金額を掲載、および事務局よりメールでご請求のご案内を事前に送付いたします。
≪備考≫
・原則として返金は不可になります。
⠀ただし、やむを得ない特殊な理由(例:医師の証明書を提示した Covid19 感染症対策による義務的な自宅待機)の場合、ご相談ください。
4.体験入学許可要件
・日本語での日常会話ができ、集団生活に適応できる児童生徒。
・中学部 3 年生については 5 月~10 月のみ受け入れ可能。(サマースクールの受け入れ不可。)
・保護者が本校に興味があり、その教育方針を理解し、学校の教育活動に協力できること。
・保護者がチリ国内に在住していること。
・受け入れ学年は学齢学年と同じとし、日本人学校の当該学年の教育課程を受講すること。
・保護者が、体験児童生徒の行為により生じる一切の責任を負うことができること。
・希望される学年に在籍者がいない場合、受け入れ不可。
・いかなる場合でも休んだ分の代替えとしての延長不可。
5.体験入学の手続き
①体験入学を希望する場合は、下記の体験入学申込書を記載のうえ、下記のメールアドレス宛に添付してご連絡ください。
◎こちらからダウンロードしてください:サンチャゴ日本人学校 体験入学申込書
本校転入コースの場合、体験入学開始日の 2 週間前までにご連絡ください。
日本の学校生活体験コースの場合、各スクールごと別途に募集の案内をいたしますので、記載の募集締め切り日までにお申し込みください。
お申込み先:サンチャゴ日本人学校 contacto@iejapones.cl
②学校長が、本校にて、体験入学希望者との事前面接を保護者同伴で行います。
③面接後、学校長が体験入学の可否を判断します。
④体験入学を許可された希望者宛に事務局より書類を送付いたしますので、必要提出書類等を提出していただきます。
また、別途に事務局より体験授業料のお振込みのご案内を送付させていただきますので、体験入学初日前までにお振込みください。
⑤体験入学初日の登校は、必ず保護者と同伴で本校に 7 時 45 分にお越しください。
6.行事への参加
・校外での活動を伴う学習には、原則として参加できません。
⠀また、校内での行事においても、参加の可否は希望等を考慮した上で学校長が決定します。
⠀不参加に伴う授業料の日割りのご返金はいたしかねますので、ご理解ください。
7.通学・スクールバス
・本校のスクールバスの運営はPTAを主体とするバス委員会で行われております。
バスの利用は保護者の皆様がバス会社に直接お申込み、お支払いしていただいております。
体験入学生は基本的に保護者の送迎をお願いしておりますが、スクールバスの座席に空きがあり、お住まいの住所がルート上問題がない場合、ご利用が可能です。
体験入学生のスクールバスの利用可否ですが、可否発表後、バス委員会でバス会社と人数、住所を基に交渉をして調整をするため、大変恐縮ながら事前の利用可否確認をいたしかねております。
本校は多くの皆様がお住まいの場所から離れておりますので、スクールバスを利用できないと体験入学にご参加が難しいご家庭があることは、本校およびバス委員会一同大いに理解しております。
多くの皆様にご利用いただけるよう、PTAの協力のもとバス会社と前向きに交渉をし、ご乗車できるよう交渉しておりますので、状況をご理解いただけると幸甚です。
8.教科書・教材及び副読本
・本校がやむをえないと判断した場合を除き、基本的には支給・貸与できません。
・教科書は大使館支給のため、本校では支給できません。
・教材及び副読本は支給できません。
・ワーク及びドリルなど直接記入するものについては、支給並びに貸与できません。
9.注意事項
①本校における体験入学とは、正式な入学とは違い、希望する児童・生徒が本校に在籍することなく、本校の教育課程の一部を体験するという制度です。
⠀従って、以下の通り対応させていただきます。
・在籍証明等の書類の発行や評価・評定は行いません。
・原則的に、体験入学者に対する特別な学習指導は行いません。
・傷害保険関係については、現に在籍している児童・生徒が加入している保険には加入できませんので、自己の責任においておかけください。
②学校長が体験を許可した場合、本校は机やイスの準備を含め、様々な準備をしてお子さんをお待ちいたしますので、体験期間に変更がないようにお願いします。
⠀(急な変更は実費が生じることがあります。)
③体験入学中における事故に伴う応急処置は行いますが、その処理やその後の結果については、本校はその責を負いません。
④体験入学中は本校の一員として学校生活を体験していただきますので、体験期間中は本校の学校文化や規則に従っていただくことになります。
⠀なお、万が一教育活動の妨げとなる行為を行ったり、教職員の指示・指導に従わなかったりなど、学校運営に支障をきたすと学校長が判断した場合は、
⠀体験入学は取り消されます。
⑤体験入学希望期間を始め、この規定で想定されていない状況が発生したときは、学校長が体験入学の可否を決定するものとします。
⑥体験の日程については、学校行事や行事の準備等の関係で希望に添えない場合があります。